『 歴史・文化に誇りを持ち 現状を自力で切り拓き 未来に夢を描き 輝き続ける子 』
中城南小学校の位置…北緯26度14分55秒 東経127度46分30秒
(敷地のほぼ中心に「護佐丸キャラクター」顔の位置で緯度・経度を定めた)
新設校誕生までのあゆみ(沿革)
@ 平成21年3月9日 津覇小学校 南上原分校の本校化計画明示
A 諸説明会開催(住民、保護者、出身議員、自治会、関係者)
B 平成23年9月13日 起工式、平成24年9月28日 校舎完成
C 平成23年11月25日 「中城南小学校」へ校名決定
D 平成24年9月4日 校章決定
E 平成24年11月1日 中城南小学校開校準備室設置
F 平成25年1月25日 校歌決定
G 平成25年3月18日 駐車場工事完成
H 平成25年3月30日 運動場工事完成予定
I 平成25年4月1日 祝・開校
「2つの分校の解消と区画整理事業に伴う人口増加が見込まれるため」
@ 学校予定地の南上原地区周辺は、都市化が展開されていくと予想され、地域性が希薄になりかねない。
歴史・伝統の継承に貢献する公共施設として、まちづくりの中心的役割を担い、
地域に開かれた身近な存在としての位置づけが期待される。
A 21世紀の教育は、「確かな学力」「豊かな心」「健やかな体の調和」を重視した
「生きる力」を育むことを大きな柱としている。
新しい知識・情報・技術があらゆる領域で飛躍的に重要性を増す知識基盤社会、グローバル時代にあって
国際競争力と同時に国際協力の必要性の増大がうたわれている。
そのため、多様化する教育課題に対応できる環境づくり・細やかな条件整備した学校が必要であること。
中城南小学校 校歌
作詞 普天間 かおり
作曲 普天間 かおり
一 ひとりひとり違う輝きをもって
僕らはここに生まれ そして育ってゆく
大きな夢を描こう 希望の歌を歌おう
あきらめない強さを忘れずに
さあ未来へ 風は南から
二 ひとりひとり違う心をもって
僕らはここで出会う かけがえのない友と
一緒に歩いていこう 絆を紡いでいこう
思いやるやさしさを大切に
さあ未来へ 風は南から
三 みんなみんな同じ 命のきらめき
ともに学び遊び 笑い語らう学舎
広がる海は世界へつながっている
護佐丸の城のもと 誇りと勇気を胸に
今羽ばたこう 南小学校
【仲座包子先生 作】
(1)校章に託す思い
○ 黒木の葉の様子は、鳥の羽根をイメージ。
子ども達が未来へたくましく飛翔する姿を願ったものである。
(2)校章デザインの解説
○ ペンと黒木の葉による図案
○ 黄色のペンは、心理の探求に向かってどこまでも進む勉学と知性の象徴を表す。
○ 村木の黒木の葉は、堅固で強く逞しい健康な身体とくじけない正しい心を表す。
○ 赤いリボンは、友愛・平和・情熱・成功を表す。
(1) 中城村長、中城村教育委員会、教育長の期待感を受ける
(2) 中城村学校づくりの基本的なコンセプトを受ける
(3) 児童、保護者、地域住民のアンケート結果を反映する
(4) 地域実態(人的、物的条件)を配慮する
(5) 将来の大人として必要とされる人材育成をめざす
(6) 学校教育に普遍的な条件(知徳体の調和)を入れる
(7) 特色ある学校づくりへの方向性を見いだす
平成25年の開校以来、本校は保護者・地域の皆様の温かい支援とご協力により、学校教育を進めて参りました。改めて保護者・地域の皆様に感謝を申し上げます。
さて、令和6年度は、130名の新1年生を迎え、全校児童数850名、職員数65名でスタートしました。中城村は、沖縄県内でも居住地としての魅力が高く、令和5年度は「県内住みたい自治体ランキング」で2位、全国の村の中で、人口増加率は1位でした。特に南上原地区の人口増加に伴い、本校の児童数も年度ごとに増加しております。開校から10年で、児童数は2倍に増えました。益々、学校長として責任の重大さを痛感しているところです。
さて、今年度も昨年同様「主体・自立・貢献」の育成を軸として、教育を推進して参ります。子ども達が、それぞれの目標に向かって、様々なことにチャレンジし、自ら考え行動し、互いに助け合い協力する環境を提供することを通して、将来に役立つ力として、コミュニケーション力、主体性、自己肯定感、やり抜く力などの「非認知能力」を育んで参ります。そのためには、保護者・地域の皆様方のご理解とご協力が不可欠です。「コミュニティ・スクール」の活性化を図り、これまで以上に学校と地域住民・保護者の皆様が力を合わせて学校運営に取り組むための仕組みを強化していきたいと考えております。
子どもたちは、私たちの未来を担う宝です。明るく希望に満ちた未来を創るために、職員一同、一丸となって教育に取り組んで参ります。
本年度も、皆様の変わらぬご支援とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
校長 玉城 有