学校教育基本理念
本校の教育は、日本国憲法、教育基本法の精神に則り、公教育に従事する教育者としての使命と自覚に立ち、
県教育委員会、村教育委員会の施策を踏まえて学校経営に当たる。
又、127年の歴史と伝統ある校風を大切にし、知・徳・体の調和のとれた人間性豊かな児童の育成を目指し、 生きる力を育むと共に生涯学習の基礎作りを基本とする。
津覇っ子が社会人として生き生きと逞しく生き抜き、社会の一員としての役割を果たしていくには、 確かな学力の基盤や生活基盤を構築する必要があると考えるからである。
さらに、郷土の自然と文化に誇りを持つと共に他国の生活や文化を理解し、互いに尊重しながら共生していくことのできる国際性豊かな児童の育成に努める。
※常に、学ぶ主体である児童の立場に視点をあて、一人ひとりの生命や安全の確保を図ると共によさや可能性を最大限に伸長し、「生きる力」の育成に努める。
そのために、以下の学校経営の理念に立って教育活動を展開する。
(1) 本村の目指す村づくりの理念のもと、国の教育改革の動向及び県教育委員会の重点施策、村指導行政の基本方針を踏まえつつ、「中頭の教育の諸施策」等の充実に努める。
(2) 本校の教育課題を明確にし、子ども達の基礎学力を保障し、自ら考え、自ら判断し、自己表現できる人間性豊かな児童の育成に努める。
(3) 全職員が教育者としての使命感と責任感及び学校経営への参画意識を持ち、教育の質を高め、連携・協同体制で児童の実態、変容、実践の共有化を図り、組織的かつ機能的に職務を遂行をし、学校力、教師力を高めて、子ども達の「生きる力」の育成に努める。
(4) 学校・家庭・地域が役割をしっかり担い、連携強化を図り、学校を開くことにより信頼される学校教育を実現していく。
学校経営目標
未来に生きる津覇っ子の「生きる力」を育み、保護者や地域に誇れ、信頼される学校を創る。
学校経営の重点
知・徳・体の調和のとれた生きる力を育成するための教育活動を推進する。
学校経営方針
(1)「学校は子どものためにある」の認識に立つ。
(2) 教育目標の具体化を図る教育活動を推進する。
(3) 安全で安心な学校を目指した学校経営、学級経営に努める。
(4) 教師が日々の授業の中で、効果的な授業実践を通して授業力・実践力の向上を図り、児童一人一人に確かな学力の向上を図る。
(5) 全職員の英知を結集し、学校の歴史と校風を継承し潤いある学校づくりを推進し、豊かな心や健やかな体の育成を図る。
(6) 保護者や地域社会に誇れ、信頼される学校を創る。
(7) 本校の実態に則した責任あるカリキュラムを作成する。(中城・ごさまる科の推進)
学校教育目標
(1) 総括目標
地域の歴史文化を知り、自ら学びみんなとともに伸びる心豊かでたくましい子供の育成
(2) 具体的目標
@ しなやかな心 しなやかな体の子ども 「つよい子」 自立
A 自ら進んで考え、創り出す子ども 「かしこい子」問題解決力
B 思いやりの深い子ども 「やさしい子」共生
信頼される学校づくり
1.めざす学校像
@ 子どもが行くのが楽しくて仕方がない学校
A 保護者が安心して任せられる学校
B 児童の実態、変容、実践を共有できる学校
C 保護者・地域に誇れ、開かれた信頼される学校
2.めざす児童像
@ 夢や目標に向かって日々真剣に学習に励む児童
A 自分の良さを発揮し、お互いを認め合う児童
B 思いやりがあり優しい行ないができる児童
C 生き生きとして活気があり、心身ともにたくましい児童
3.めざす教師像
@ 児童を深く理解し、確実に児童の学力と意欲を育む人間性豊かな教師
A 智恵を収集し、日々研鑽に励む教師
B 師弟同行の実践ができ、児童・保護者から信頼される教師
C 進んで保護者や地域と関わり、共に子どもを育む教師
3.めざす家庭像
@ 互いの連携を密にし、基本的な生活習慣の確立に取り組む家庭・地域
A 子どもの教育に関心が高く、子どもと共に学び合う家庭・地域
B 子どもの健康安全のために、互いに協力しあい継続して取り組む家庭・地域
C 地域の歴史、伝統、文化、自然の良さを生かし、積極的に取り組む家庭・地域
D 良い行ないは激励し、良くない行ないには愛の声かけができる家庭・地域
今年度の重点目標
@ 確かな学力の向上 → 「わかった/できた/もっとやりたい」わかる授業づくり
(ア) 知識・技能の習得と思考力・判断力・表現力の育成
(イ) 家庭学習の充実
(ウ) キャリア教育の充実
(エ) 読書活動の充実
A 豊かな心、健やかな体の育成 → 「心と体の健康づくり・体力づくりの日常化」
(ア) 基本的生活習慣の形成
(イ) ボランティア活動や体験活動の推進
(ウ) 道徳の授業の工夫・改善
(エ) 積極的な生徒指導
(オ) 健康教育、食育、安全教育の充実
(カ) 日々の全校的な体力向上
B 教職員の授業力・実践力の向上 → 「質の高い授業づくり」
(ア) 「授業を開く」ことを基本に、日常の授業観察を行い、助言する
(イ) 1学期:「基礎研修」 2学期:「検証研修」 3学期:「発展授業」 確かめ合い → 高めあい → 深め合い
(ウ) ワークショップ型研修会の実施と「授業観察カード」を取り入れた授業研究会を実施、授業構成要素を意識させる。
(エ) 琉球大学との提携事業を生かした人材活用による授業研究会を実施する。
(オ) 教職員評価システムの充実を図り、目標管理型評価システムの推進を図る。